こんにちは、エンオタです。
『武則天』に興味ある人
という方、いますか？
この記事の内容は、
- 『武則天-The Empress-』の（個人の）感想がわかる！
です。
2014年に制作放送された作品ですが、私は2023年に動画配信サービスで一気に視聴しました。
以下、感想を面白かった部分といまいちだった部分で語ります。
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです～（※アイキャッチ：『武則天』公式サイトよりお借りしました）
『武則天』いまいち部分の感想
まずは、いまいちだった部分の感想です。
主人公が鼻につく
主人公の武則天（武如意）が鼻につきました。
武則天（武如意）は、14歳で後宮に入り、天真爛漫・純真無垢という人物設定です。
が、そうは思えません。
自分を正当化しながら周囲の女を下げていく、無邪気装っているだけのうっとうしい女にしか見えませんでした。
鼻につきました。
ファンビンビン様が当時33歳だったので、14歳の少女を演じるのはさすがに無理があったのかもしれません。
後半、人を殺したり陥れるようになってからの方が好感が持てました。
あと、「自然体なのに男たちからやたらモテモテ」という描写なのも、鼻につくポイントでしょうか。
後宮の全ての女たちから嫌がらせされてましたけど、そりゃ嫌がらせもしたくなるわと思いました。
美人を自覚して武器にしている悪女より、武則天（武如意）みたいな自称自然体サバサバ女の方がタチ悪いです。
※追記（↓）
調べたら、武則天はそもそも中国の三大悪女なのですね！
だから、史実エピソードを使いながら、いい人として描くのに無理が生じてるんですね。
美貌を武器に男をたらしこんで権力を手にする、という方が納得いきます。
唐突なエピソード
武則天の長い一生を描くので、時間経過や省略があるのは当然です。
でも、どうしても、わかりづらい部分が2つありました。
- 武則天（武媚娘）、雉奴（李治）といつヤッたのか？
- 母や姉といつ揉めたのか？
です。
武則天（武媚娘）、雉奴（李治）といつヤッたのか？
最初の妊娠が雉奴の子って、めちゃめちゃびっくりしました。
いつ？どこで？そんな描写全然なかったのに！！！！
一夜のあやまちみたいに語られてましたけど、主人公と雉奴って、そんなことするキャラクターでしたっけ？
混乱して、思わず検索しちゃいましたけど、同じように混乱してる視聴者がたくさんいたので安心しました。
恐らく、「史実だから仕方がない」「今後のドラマ展開ために必要」ということで、無理やりねじ込まれたエピソードなのでしょう。
制作者側もわかっててやってる感じが、ある意味面白かったです。
母や姉といつ揉めたのか？
60話くらいになって、いきなり母や姉との確執が出てきてびっくりしました。
会話から察するに、
- 姉も入宮していた（李治の側室？女官？）
- 姉が武則天（武媚娘）に嫉妬して、武則天（武媚娘）の食事に毒を盛った
- 毒を盛ったのが見つかって姉は自害した
- 母は武則天（武媚娘）が姉を殺したと思い込んで武則天（武媚娘）を恨み、姉の娘の賀蘭敏月にも恨み言を聞かせていた
ということでしょうか。
そんな描写、全然なかったですよね？
賀蘭敏月は小さい頃は皇子たちとあそんでいたということは、後宮で生まれたのでしょうか？
李治の子なんでしょうか？
でも、李治の側室になるので、李治の娘なわけないですよね。
わけが分からなかったです。
検索したところによると、別のドラマでは、
- 武則天（武媚娘）は子守りのために姉を後宮に呼び寄せた
- 姉には前夫（賀蘭）との間にできた子（賀蘭敏月）がいる
- 姉は李治を誘惑し、武則天（武媚娘）を殺そうとして、逆に武則天（武媚娘）から殺される
- 賀蘭敏月は武則天（武媚娘）を逆恨みして復讐を企む
ということみたいです。
他のドラマにも使われてるくらいだから、史実なのですよね。
詳細に描く必要がないくらい、中国では有名なエピソードなんでしょうか？
かなり唐突で、ポカンとなりました。
『武則天』面白かった部分の感想
面白かった部分の感想です。
豪華絢爛
衣装やセット、式典や戦闘のシーンなど、とにかく豪華でした。
素人目にも、お金がかかっていることが丸わかりでした。
調べたら、制作費56億円なんですね。
すごいーーーーーー！！！！！
豪華絢爛、非日常で、見ていて楽しかったです。
女優様や衣装もめちゃめちゃ美しくて、目の保養でした。
敵が憎たらしい
主人公に嫌がらせする敵たちが、憎たらしくてハラハラします。
鼻につく主人公ですが、応援せずにいられなくなります。
主人公がどうやって危機を乗り越えるのか、続きが気になってしょうがなくなります。
外国のドラマ（特にアメリカ・韓国・中国）は、敵が容赦なくてすごいですよね。
日本だと敵もちょっと手加減気味というか、あからさまな性悪人間や行動力ありすぎる悪人は、あんまり存在しないですもんね。
海外ドラマって、だから面白いんだなと思います。
皇帝がかっこいい
第2代皇帝・李世民が、めちゃめちゃかっこよかったです。
ナインティナインの岡村さんに似てたけど、なんかきりっとしてて素敵でした。
皇帝！！！！！って感じでした。
その後の第3代皇帝・雉奴（李治）も、いい奴そうでよかったし。
好みのタイプの皇帝が出てきて満足でした。
『武則天-The Empress-』について
| 基本情報 |
|
| あらすじ | 中国統一王朝では唯一の女帝で、中国三大悪女の一人とも言われる武則天の生涯を描いた中国歴史ドラマ。 |
| 配信 |
※2023年3月現在です |
| 公式サイト |
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今回のまとめ
以上、『武則天-The EMPRESS-』の感想をまとめました。
おすすめ度：★★★★★★☆☆☆☆（6/10）
史実を参考にしたフィクションとして、気楽に見るといいかもです。
あと話数が多いので、私は1.8倍速で一気見しました。
エンオタ
