こんにちは、エンオタです。
『上陽賦』に興味ある人
という方、いますか?
この記事の内容は、
- 『上陽賦(じょうようふ)~運命の王妃~』の(個人の)感想がわかる!
です。
2021年に制作放送された作品ですが、私は2023年に動画配信サービス(U-NEXT)で一気視聴しました。
最初つまらなくて、最後は面白かったです。
全体的に、つっこみどころ満載で、ネタドラマ臭が強かったです。
なので、掲示板やSNSでみんなで実況しながら見たら楽しそうだと思いました。
以下、つまらなかったところと面白かったところで感想を記します。
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ:『上陽賦~運命の王妃~』公式よりお借りしました)
※ネタバレあります
『上陽賦~運命の王妃~』つまらなかった感想
まずは、つまらなかったところの感想です。
序盤がだるい
序盤がだるいです。
最初のうちは、話がほとんど進みません。
あぶ(阿嫵/主人公)と兄様(子澹/したん)が結婚できるのかどうかが、うだうだ8話くらい続きます。
兄様と結婚できず、大王(豫章王/よしょうおう)に嫁いだあたりからやっとストーリーが動き始めます。
そこまでは、我慢が必要です。
あぶが鼻につく
あぶのキャラが鼻につきます。
あぶのドラマ上の設定としては、
- とにかく美しい
- とにかく知性にあふれている
- 行動力もある
- 正義感もある
- 人情もある
- 品もある
- おちゃめな一面もある
完ぺきに魅力的な人物です。
男たちはみんな、人生を狂わすくらいあぶに惚れます。
女たちはみんな、人生を狂わすくらいあぶに嫉妬します。
でも、実際は、そこまで魅力的には見えません。
いや、ふつうに魅力はあるんですけど、あまりにもドラマ内でのヨイショがすごいため、「そこまでの人物じゃないだろう」とイチャモンをつけたくなります。
あぶをやりこめようとする女たちの方に、感情移入しそうになります。
演じているチャン・ツィイー様に、同情しそうになります。
あぶに無理がある
あぶは最初14歳です。
演じたチャン・ツィイー様は、当時38歳だったそうです。
さすがに無理があります。
キャピキャピが痛々しいです。
ドラマに集中できません。
リアルタイム放送時、ネットでも叩かれたそうです。
チャン・ツィイー様ご自身も、「無理があるのはわかってる。自分は仕事をきちんとやっただけ。宣伝のために14歳の役をやらせた制作側に不信感がある」(ニュアンス)みたいなコメントを発信されたそうです。
少女時代は、別の俳優で見たかったです。
浅い
時代背景のモデルは、南北朝時代です。
が、モデルにしているだけで、史実ではありません。
架空の王朝です。
そのせいか、史実ドラマと比べると、深みがないように感じます。
セリフとか人生観も、琴線に触れるようなものはなかったです。
(※中国政府の検閲で調整されてるのだったらすみません)
無駄に豪華
制作費、なんと、170億円です!!!!!!
他の豪華ドラマでも50億円くらいなので、破格も破格、大破格です!
戦闘シーンとかカメラワーク?映像?とか、お金がかかってそうだと感じます。
でも全体的に色味がなくて、華やかではないので、宮廷ドラマほどの感動はありませんでした。
好みの問題でしょうか。
戦闘や特撮マニアの人とかは、感動するかもです。
『上陽賦~運命の王妃~』面白かった感想
面白かった感想です。
大王がかっこいい!
大王(豫章王・蕭綦)が、めちゃめちゃかっこいいです!!!!!!
キャラも、存在も、なにもかも最高です。
大王のためのドラマといっても過言ではありません。
大王(↓)
かっこいいいいいいいいいいいいいい
後半エンジンがかかる!
序盤はだるいですが、後半は面白かったです。
敵が、あぶや大王たちをピンチに追い込んでくれるからでしょうか。
ドキドキハラハラ、主人公たちを応援したくなりました。
ネタドラマ臭がクセになる!
38歳のチャン・ツィイー様が14歳のキャピキャピ少女を演じるシーンや、登場人物たちのキャラクターなど。
つっこみどころ満載で、じわじわクセになります。
以下、クセになるネタキャラランキングです。
1位:阿嫵:あぶ(王儇)
とにかく、キャピキャピっぷりの違和感がすごいです。
絶世の美女!賢女!とやたらヨイショされるのもじわります。
15歳の成人式という設定(↓)
チャン・ツィイー様、おつかれさまでした(´;ω;`)
2位:馬子澹(子澹兄さま)
子澹兄さまは、あぶが大好きです。
あぶのことが好きすぎて皇帝にまでなるけど、皇帝になっても「あぶがーあぶがー」とあぶのことしか考えず、国をダメにします。
アホアホです。
アホかわいいです。
3位:賀蘭箴
賀蘭箴も、あぶが大好きです。
あぶのことが好きすぎて、「あぶがーあぶがー」とやってる間に父親を殺されて、その罪をかぶせられたりします。
あぶ、そこまでの女かよ? とつっこまずにはいられません。
冷静になれ!賀蘭箴!!
『上陽賦 運命の王妃』について
配信 | ・U-NEXT ・FOD ・Paravi ・TELASA ※2023年5月現在です |
基本情報 | ・原題:『上阳赋』 ・出演:チャン・ツィイー、ジョウ・イーウェイ、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンほか ・原作:寐語者(メイユージョー)『帝王業』 ・脚本:ルオ・ソン ・監督:ホウ・ヨン ・話数:全68話 ・中国放送:2021年(製作は2018年) |
あらすじ | 皇室は腐敗し、貴族は浪費にあけくれ、民の生死は省みられない乱世。 王女の王儇と彼女の初恋の王子、子澹は幼なじみだったが、「お前を得る者は世界を制する」という予言がきっかけで、彼女は宮廷闘争と父親の駒になってゆく。貧しい豫章王蕭綦と婚礼の夜、蕭綦は都から放逐される。王儇は恥をかかされたと気持ちが冷え切ってしまう。 賀蘭王子は王儇さらって蕭綦を探し出し報復しようとする。夫婦二人の因縁はついに愛をはぐくむ。 王儇は蕭綦の、天下の民を守り天下泰平を願う気持ちに感動する。 二人は王家と、謝家の二つ派閥の権力闘争や、太后の罠により夫婦は生き別れになるが、 二人は苦難の末に再会し、反乱軍を一掃し、国境での賀蘭の反乱を鎮圧する。 反乱軍の将軍が反乱を起こしたとき、王儇は王位を奪うつもりのなかった子澹を北京から必死に護衛し、彼を安全に連れ帰った。 王儇は軍隊を率いて城を守り、死を免れ、最後に国境にしっかりと立ち、蕭は混戦を鎮め急いで戻った。 ようやく、夫と妻は手を取り合って新しい時代を作り、一緒に国の人々を守りぬいた。 |
今回のまとめ
以上、『上陽賦(じょうようふ)~運命の王妃~』の感想をまとめました。
おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆(7/10)
とにかく大王がかっこいいです!
他のキャラは、ネタとして楽しむと面白いです。
テレビで放送があったら、SNSや掲示板で実況してみたいですー
エンオタ